介護業界は、昨今様々な問題を抱えている。離職率は高く、低賃金と言われ、また、重労働であると世間に評価されている。
また、２０４０年には総人口の約４０％が、６５歳以上の高齢者と予測されております。

特に秋田県に関しては、割合が高く高齢化率の「先進県」と言っても過言ではない。

会社経営・運営にもっとも大事なのは、働く人財であると思っております。
現代、介護業界に限らず、全国で約１００万人の方が、鬱（または鬱状態）と診断されているようです。

これで分るとおり、今働く人が病んでいる時代であると感じております。

働く人の人間関係の相違により、転職される方、あるいは、業界から離脱する方が多いような気がします。
離職率と会社経営の安定は、直に比例してくるものでありますし、関わる高齢者の方々にも不安や同様を与えるものであります。
地域のため、未来のため、子どもたちのため、介護を通じて、関わる人たちを元気にしたいと率直に感じました。

誰もが、志を高くもち、関わるからには、お互いを幸せにしたいと感じているはずだ。
しかし、組織の中にいるとどうしても、他者と比べてしまったり、羨やんだり、価値観の相違、失敗、挫折、習慣といったことにより、自分を見失ってしまうものである。

自分達の本当の気持ちを取り戻すためにも、お互いが共有できる場面作り、生涯勉強である姿勢、追求、出会いなどが必要であると感じております。

働く人の心に栄養を与えるためにも、新しく変化することを拒んでいる方々の意識改革のためにも、一歩を踏みだしたいというのが、今回セミナーを開催したい理由にあります。このセミナーを目的とするのではなく、あくまでも手段として、今後発展的な活動を行って参りたいと思っております。